浜崎あゆみさんの暴露本『M愛すべき人がいて』が注目を集め、2020年4月にテレビ朝日でドラマ化もしました。本のあらすじやネタバレ、感想、名言をまとめました。
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目次
『M愛すべき人がいて』の内容・あらすじ・ネタバレ
2019年8月1日に出版された『M 愛すべき人がいて』は、小松成美さんによる浜崎あゆみさんの実話をもとにかかれた小説です。小松成美さんは、ノンフィクション作家です。
博多から上京してきた浜崎あゆみさんが、音楽プロデューサーの松浦勝人と出会い、愛し合い、浜崎あゆみはトップスターへと伸し上げていきます。全てがうまくいってトントン拍子に進んでいたように見えた浜崎あゆみがアーティストになるまでの苦悩が綴られています。
浜崎あゆみと松浦勝人の出会い
浜崎あゆみ(アユ)は高校時代福岡でスカウトされ、モデルとして活動し、母子家庭の家計を支えていました。
学校帰りに親友のメイとヴェルファーレというディスコに通っていて、スタッフとも打ち解け常連になり、念願のVIPルームに入れてもらうことができました。
そのVIPルームで、音楽プロデューサーの松浦勝人(マサ)と出会います。
マサにプロデュースされ、歌手の道へ
その後もVIPルームへ定期的に行くと、そこにはマサがいて、アユはマサにカラオケで歌を歌わされ続けます。アユは将来を考え、学校と事務所を辞めます。
マサはアユをプロデュースし、歌手として育てることを決意します。アユはニューヨークへ行き、歌とダンスのレッスンに取り組みました。
ニューヨークで久しぶりにマサに会うと、コートをプレゼントされ、久しぶりに会ったマサに好意を持つようになります。
初めての作詞でマサに思いを伝える、ふたりは付き合うことに
ニューヨークから帰国したアユにマサは作詞をするように言いました。アユが初めて書いた詩はマサへの思いが綴られていました。
アユはマサに自分の思いを伝えるために詩を書くようになり、ついにFAXでマサに告白します。
二人は付き合うことになり、アユの実家に行き付き合っていることを報告。一緒に暮らします。
アユが有名になり始め、ふたりはすれ違うように
アユはマサのプロデュースで、人気がではじめ、どんどん忙しくなって行きます。
マサはアユを有名にすることに夢中で、アユのマサともっと一緒にいたいという気持ちに気づかず、二人はすれ違うようになります。
歌手とプロデューサーが付き合っているということは大スキャンダルになるため、ふたりはデートもままならず、二人の関係を知る関係者たちも、別れるようにと迫られます。
マサとアユの苦悩、名曲「M」の誕生
マサは「浜崎あゆみ」が国民的な存在となった今、自分と付き合っていることがアユを邪魔しているのではないかと考えるようになり、アユと一緒に暮らしていた部屋にいかなくなって行きます。
マサのために歌手を続けていたアユは、マサの気持ちが離れて行くことに耐えられませんでした。
マサはプロデューサーでもあるので、アユがどんなわがままを言っても、慰め、励ましていましたが、マサも苦悩をかかえていて、お酒の量が増えるようになりました。
あるときアユはマサがヴェルファーレで毎日女の子とお酒を飲んで遊んでいることを知り、ショックから逃亡します。
親友のメイやアユのマネージャーは心配し、アユを探し、数日後アユは戻ってきました。
そして、この悲しみを歌にしたのが「M」です。
M 愛すべき人がいて感想・レビューまとめ
M 愛すべき人がいての小説を読んだ方のレビューをまとめました。
評価の高いレビュー
否定的なレビューもありますが、もっと評価されるべきとの声もありました。
浜崎あゆみの意外な1面が見れて良かったです。
一生懸命で、純粋なあゆを応援したくなりました。引用:hontoレビュー
浜崎あゆみ世代の人間からすれば、当時あんなに可愛くて歌が上手くて、全てを手に入れてるように見えた彼女さえ、本当に一番欲しいものが手に入らなかったことがあったのだと胸が痛くなった。しかしこの経験があったからこそあんなにも泣ける歌詞をかけたのかとも思う。トントン拍子に売れたように見えた裏側にはこんなにもドラマがあったのかと思うと感動する。ネットでは今更痛いなどと言われているが、この背景を知って聞く曲がさらに深いものになってまた浜崎あゆみの曲を聴きたくなった。こんなにも愛する人と出会うことができて、一緒に人生を作ることができて、結婚や恋人なんかでは表すことができない関係を作れたこと、素晴らしい人生だと思いました。
引用:アマゾンレビュー
内容は松浦さんとあゆみさんの大恋愛を書いたものであることは間違いないのですが、
サクセスストーリー色も強いんですね。デビューしてから歌姫になるまでの物語。
いろんな音楽関係者にこの顔で売れるわけないとか、今回は売れないと思いますとか、
アユはバカっぽいって言われ続けて、それを二人の絆で乗り越えたサクセスストーリーですね。音楽系のサクセスストーリーは面白いものが多く、ヒットしやすいので是非映画化してほしいです。
『東京フレンズ』とか『キセキ -あの日のソビト』とか『ボヘミアン・ラプソディ』『NANA』など。デビューしてから歌姫になるまでの物語を映画化していただきたいです。
良い映画になると思います。映画化されたら見ます!引用:アマゾンレビュー
評価の低いレビュー
浜崎あゆみさんのファンとしては、曲の答え合わせのようなことはして欲しくなかったという意見も見られました。
今日いろんなテレビでしつこくやってたから読んでみた。あっという間に読み終えた。中身がスカスカで薄っぺらい。ある程度のファンならだれでも知ってる内容。それを脚色して美談めかして書いてるだけ。フィクションかノンフィクションか曖昧にしていることも不誠実な書き方。逃げをうっていて書き手の腰が定まっていない。おまけに最後のページに本人が登場し、いいわけめいた言葉をのべるとは。この本は誰のために書かれたのですか?ファンをこんなにないがしろにした芸能本にめぐりあったのははじめて。
引用:アマゾンレビュー
松浦さんとの交際の噂は聞いたことがあったが、まさか大好きな歌「M」が松浦さんへの愛の歌だとは知りたくなかった。
外国人と結婚、離婚したり、曲調が変わった辺りから落ちぶれ、今では若作りや注目集めに必死の痛々しいおばさんに落ちぶれてしまった。
個人的に(miss)understoodがピークだと思う。あの頃は可愛かった
久しぶりにテレビで見た歌姫は「豚に真珠」だった
何故、今になって暴露?
それに松浦さんには家族がいたような…既に離婚してたっけ?
どちらにせよ気持ち悪い。こんなの知りたくもなかった誰がこんな生々しく、吐き気がするほど気持ち悪いい恋愛本を読むのだろうか…
10年位前にブームになった携帯小説かよ…引用:アマゾンレビュー
浜崎あゆみがデビュー前からアーティストとして売れるまでの苦悩が書かれています。
松浦氏との過去を暴露していますが、生々しいというか、暴露するならもっと後にしてほしかった。
知らない方が良いのではと思ってしまいました。引用:hontoレビュー
M愛すべき人がいて ドラマが話題沸騰!田中みな実も出演
ドラマM愛すべき人がいては毎週土曜日夜11時15分スタートです。面白い!とすでに話題を呼んでいます。いろいろとツッコミどころが満載のようです。
M愛すべき人がいて、の安斉かれんの演技は勿論下手くそだし棒読みやばいけど何より酷いのはこの演出と脚本だよ。骨折してるのに普通に走っちゃうし、挫折しかける度に出てくるマサだったり虹がかかったり、雨が降ったりの演出に加えダサい、臭すぎる台詞達が1番やばい。面白いよこのドラマ。違う意味で
— 青色リボンちゃん (@OdBGX2paF8kOZTY) April 26, 2020
M 愛すべき人がいて2話。NYでの厳しいレッスンに落ち込むあゆの元へマサ(松浦勝人)が駆けつける場面での、2人の間にハートマーク型の風船が浮かぶカット、バカ過ぎて目を疑った pic.twitter.com/5BswqrSVXn
— eifonen (エイ) (@eifonen) April 26, 2020
東野幸治の『M 愛すべき人がいて』の感想が的確で素晴らしいのよ
「とにかくザワザワする」
「脇役がコントなんですよね、ずっと」
「主役のあゆの子のこんな心がこもってない口パクがあるのかっていう」
「演者、作ってる人全員が浜崎あゆみさんへのリスペクトが全く感じられないんですよね」— わっぱ (@wa9knife) April 30, 2020