茨城県北茨城市の五浦海岸の海底に油田が存在する可能性があるということが発表されました。巨大天然ガス田が存在したとみられ、採掘探査中です。
この報道により、茨城に石油王が生まれるのでは?との期待の声と、他国から領有権を主張されるのでは?と心配の声があがっています。
茨城沖五浦海岸の海底に巨大ガス田の跡が存在した
五浦海岸周辺から福島県いわき市にかけての海岸線は炭酸カルシムの層状の炭酸塩コンクリーションが広く分布していて、有機物中の炭素と海水のカルシウムが結びついてできたものだが、炭素の由来が今までよくわかっていなかった。
茨城大学大学院の地質学の安藤寿男教授と北海道大学の研究チームが2013年から岩の塊に残る空洞内のガス成分を測定した結果、炭素の由来はメタンであり、天然ガスに由来することがわかった。
ガスの成分分析によると、原油がある可能性が高く、地質学の国際学術誌で論文が公開されました。
採掘にはコストがかかると予想れるが、今後の資源探査が期待されています。10年度から石油天然ガス・金属鉱物資源機構による国内の海底資源調査が始まっていて、茨城沖も対象となっています。
朝日新聞デジタル:茨城沖に海底油田か、採掘探査中 巨大ガス田の跡も発見
日本(茨城)にも石油王が誕生する?領有権を中国が主張?
五浦海岸で、油田があるかもしれないとの発表を受け、もしかしたら石油王が誕生するかもという期待の声や、領有権を中国や韓国が主張してくるのではないか?と心配する声も見られました。
五浦海岸の位置はここです。
中国が領有権を主張してくるのは少し無理があるかもしれないですが、第一列島線内の海域の領有権を主張している中国なので、どうなるかわからないですね。