BRAVO-NOTE

ポケベルとは?使い方と公衆電話からメッセージを送る方法を解説!

出典:東京テレメッセージ株式会社

90年代に大流行したポケベルが2019年9月30日にサービス終了を迎えました。東京テレメッセージ株式会社では、ページャーの製造が中止されてから20年が経ちましたが、2018年12月3日にサービス終了を発表しました。この記事では、ポケベルってそもそも何なのか?その使い方と、公衆電話からメッセージを送る方法についてまとめました!

ポケベルとは?

若い子たちからすれば、ポケベルって何?昔の携帯電話かな?というイメージかもしれません。ポケベルとは一言で言うと「受信のみが可能な通信機」です。公衆電話や固定電話からポケベルへメッセージを送ることができました。携帯電話との大きな違いは発信することができないという点ですね。また、ポケベルは数字を送ることしかできないので、現代のLINEやメールのように、文章を送ったり写真を送ることはできません。数字しか送れないのに、いったいどうやって意思疎通していたのでしょうか?

114106=愛してる ポケベルの語呂合わせ一覧

ポケベルでは、数字の語呂合わせで相手にメッセージを伝えていました。以下のような感じです

ポケベルの使い方・公衆電話からメッセージを送信するには

公衆電話や固定電話からポケベルにメッセージを送信する方法は以下の通りです。

  1. メッセージを送りたい相手のポケベルのベル番号(電話番号のこと)に電話をかけます。
  2. そして、メッセージ(数字)を押す
  3. 最後に#を2回(または1回押します)

ちなみに、メッセージを受信した側には誰からのメッセージなのか宛先は表示されません。そのため、お互いに決めた暗号を最後につけて判別していたみたいです。例えば310(佐藤さん)みたいな感じですね。相手側がポケベルに届いたメッセージを読んだかどうかはもちろん知らされないので、推測するしかありませんでした。今のラインのように既読がつくことがないので、かなり意思疎通が大変だったのではないでしょうか?

ポケベルを使って待ち合わせはできるのか?

ポケベルを使って待ち合わせすることができるのか、現代の連絡ツールを使っている感覚からしたら、ポケベルって相当不便な連絡手段ですよね。実際にポケベルを使って3人が出会うことができるのか検証した動画がこちらです。ジャニーズjr.の方々が、企画でやっていました。最後はガラケーの文字入力と同じ要領でメッセージを伝えて、無事に合流することができました。