新型コロナウイルスの感染が広まっていますが、2月25日新型コロナウイルス感染症対策本部で、基本方針がまとまりました。安倍首相が連呼していた感染クラスター、患者クラスターとはどういう意味なのか、調べてまとめてみました。
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目次
感染クラスター・患者クラスターとは?意味を説明
感染クラスター、患者クラスターの言葉の意味を簡単に説明していきます。
クラスター、クラスタとは 日本語でどういう意味か
クラスター、クラスタ(cluster)は英語で、花やぶどうの房、集団や群れのことを意味します。
- 同種のものや人の集まり。群れ。集団。
- 都市計画などで、個々の建物・道路・空き地などを相互に関連させて一つの集合体としてとらえ、配置すること。
- 原子や分子の集まりの中で、特定の一部の原子や分子が結びついて一つのかたまりとなり、物理的に安定し、かつその集まりの中で一定の役割をになっている状態。
- コンピューターの磁気ディスクなど、円盤状の補助記憶装置を管理する単位。同心円状に分割した区画をトラック、それを放射状(扇形)に等分割した区画をセクターといい、複数のセクターをまとめたものをクラスターとする。
- あるテーマを中心にする大学・研究機関の集合体や、ある技術を中心とする企業の集合体のこと。
感染クラスター・患者クラスターとは
安倍晋三首相が言っていた感染クラスター、患者クラスターとは、コロナウイルスに感染した集団のことを意味して言います。一部地域に小規模のコロナウイルス感染者集団が発生しているとのことです。
感染経路は?どうして患者クラスターが発生しているのか
安倍首相は「感染経路が明らかではない患者が散発的に発生している」と指摘し、感染経路がわかっていない患者の集団が一部地域に見られているようです。感染拡大を止めるために、極めて重要な時期であり、正確で分かりやすい情報提供を政府は求めている。
コロナウイルスの対策基本方針の内容まとめ
2月25日に新型コロナウイルス感染症対策本部は新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を決定しました。その内容を簡単にまとめました。
現在の状況:患者クラスターが確認されているため、次のクラスターを生み出さないように対策
今が国内でのコロナウイルスによる健康被害を最小限に抑えるための重要な時期であるとし、次なる患者クラスターの発生を帽子することが重要である。手洗いやマスク、外出を控える、外出する場合はマスクを着用するなどの対策を国民にお願いしている。
新型コロナウイルス感染症について現時点で把握している事実
- 感染経路は主に飛沫感染と接触感染であり、空気感染は起きていないと考えられる
- 感染力は事例によって様々
- 発熱や呼吸器症状が1週間前後持続することが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多い。季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなる。
- 軽症であったり、治癒する例も多い。致死率は季節性インフルエンザと比べて高い。高齢者・基礎疾患を有する者では重症化するリスクが高い。
- 抗ウイルス薬がなく、対症療法が中心、簡易検査キットがない。
- 他のウイルスに対する治療薬等が効果的である可能性がある
現時点での対策の目的
- 流行の早期終息を目指し、感染拡大防止
- 重症者の発生を最小限に食い止める
- 社会・経済へのインパクトを最小限にとどめる。
テレワークや時差出勤の推進
感染者との接触を減らすために、企業に対して、熱等の風邪症状が見られる職員等への休暇取得の勧奨、テレワークや時差出勤の推進等を強力に呼び掛けるとしており、すでに企業が動いています。
イベントの開催は必要性を検討し、感染拡大防止
ベント等の開催について、現時点で全国一律の自粛要請を行うものではないが、専門家会議からの見解も踏まえ、地域や企業に対して、イベント等を主催する際には感染拡大防止の観点から感染の広がり、会場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検討するよう要請する。としていて、近畿大学が卒業式やオープンキャンパスを中止したり、SEA JAPAN2020の延期が決まったり、様々なイベントが自粛という形になっています。
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