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新型コロナの症状一覧【最新】軽症重症の違い 無症状割合はどれくらい?

2019年11月から中国の武漢で発生した新型コロナウイルス。世界的流行に伴い、研究が進められているが、まだわかっていないことも多いようです。今回は、現段階での新型コロナウイルス感染症の症状についてまとめました。また、軽症の場合と重症の場合でどれだけ差があるのか?無症状の割合はどのくらいなのかを調べました。

新型コロナの症状一覧【最新】軽症重症の違い

新型コロナウイルス感染症の症状は、様々報告されていますが、初期症状は風邪に似たような症状であるとされています。

AFPのアメリカの入院患者の症状のデータを元に症状の一覧を多い順にまとめてみました。

  1. 発熱・悪寒
  2. せき
  3. 息切れ
  4. 筋肉痛
  5. 下痢
  6. 吐き気・嘔吐
  7. 頭痛
  8. 鼻づまり・鼻水
  9. 胸の痛み
  10. 喉の痛み
  11. 精神錯乱
  12. 腹痛
  13. 喘鳴(呼吸するときにぜいぜいと音がする症状)
  14. 嗅覚低下
  15. 味覚低下
  16. 血痰
  17. 発疹
  18. けいれん
  19. 結膜炎

発熱や呼吸器症状が大半を占めますが、そのほかにも様々な症状がみられます。嗅覚や味覚に関する症状、皮膚疾患など多種のウイルスには見られないような稀な症状も確認されており、まだわかっていないことが多いようです。

厚生労働省では、息苦しさ(呼吸困難)強いだるさ(倦怠感)高熱等の強い症状のいずれかがある場合、

高齢者と基礎疾患のある人は発熱、軽い風邪の症状がある場合は最寄りの「帰国者・接触者相談センター」にすぐに相談するようにとのことです。

新型コロナ重症化するとどうなる?

新型コロナウイルスは重症化する場合は、風邪症状がでてから5〜7日で急速に重症化し、肺炎に至ることがわかっています。重症化すると、人工呼吸器など集中治療を必要とするため、長期入院が考えられます。

新型コロナ重症化しやすい傾向にある人の特徴

糖尿病や心不全、呼吸器疾患などの基礎疾患のある人、高齢者は重症化しやすいとされています。

若い人は比較的重症化しづらい傾向にありますが、ウイルスが体に入ってくると、体に異常が起きているのを知らせるために、他の細胞に命令を伝達する「サイトカイン」と呼ばれる細胞から出るタンパク質が放出され、感染の量が多くなると、サイトカインが大量に放出される「サイトカインストーム」と呼ばれる免疫の過剰反応が起こり重症化する可能性もあります。

若い人も注意が必要です。

新型コロナ無症状割合はどれくらい?

新型コロナウイルスに感染したかどうかを検査するPCR検査を全員が受けているわけではないので、実際にどのぐらいの人数が、感染していても症状が出ていない無症状の割合を占めているのかは、わかりません。

症状のない210人の女性から検体を採取した調査結果によると、

症状がなかった210人の女性たちに関する調査結果だ。綿棒を使って鼻から検体を採取して検査したところ、このうち29人が陽性と判定された。つまり、別の見方をすれば、陽性だった女性33人のうち、29人(88%)には症状がなかったということになる。また、陽性で無症状だった人のうち、退院する日(平均で2日後)以前に症状(発熱)が出た人は、わずか3人だった。

出典:forbesjapan.com

とあり、88%が無症状であるということになります。症状がなくても、感染している可能性は多いにあるため、無意識にウイルスをばら撒いてしまう可能性があるということが言えます。

症状がなかったとしても、ウイルスを広めないように、手洗いやマスクをしっかりとして、感染拡大を防ぎましょう。

 

 

 

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