6月の満月「ストロベリームーン」の紹介です。ストロベリームーンの特徴や定義、仕組みと名前の由来について詳しくまとめました。
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ストロベリームーンとは何?特徴と定義
毎月見られる満月には名前があり、6月の満月のことをstrawberry moon「ストロベリームーン」と呼びます。
それぞれの月の満月の呼び方は以下の通りです。
1月:ウルフムーンwolfmoon(狼月)
2月:スノームーンsnowmoon(雪月)
3月:ワームムーンwormmoon(芋虫月)
4月:ピンクムーンpinkmoon(桃色月)
5月:フラワームーンflowermoon(花月)
6月:ストロベリームーンstrawberrymoon(苺月)
7月:バックムーンbuckmoon(男鹿月)
8月:スタージャンムーンsturgeonmonn(チョウザメ月)
9月:ハーベストムーンharvestmoon(収穫月)
10月:ハンターズムーンhunter’smoon(狩猟月)
11月:ビーバームーンbeavermoon(ビーバー月)
12月:コールドムーンcoldmoon(寒月)
ストロベリームーンは6月の満月を指す言葉であり、明確な定義はないのですが、ほんのり赤みがかって見えるのが特徴です。
場所や気候によっては黄味がかって見えることもあります。
苺月 ストロベリームーンの名前の由来 ヨーロッパでの別名は?
ネイティブアメリカンによって毎月の満月に季節に応じた名前がつけられました。その季節の収穫物や獲物をもとにつけられた名前もありますね。
いちごの旬は日本では春のイメージがありますが、本来は夏が旬です。また、6月の満月は夏至に近いので赤みがかって見えることがあるため、いちごの赤い色ともかけられて、名付けられたのでしょう。
満月の名称はヨーロッパからの移住者へ伝わり、英語に変わっていったのですが、ヨーロッパでは、バラの季節なのでローズムーンとも呼ばれています。
ストロベリームーンが赤・ピンク色に見える仕組み
ストロベリームーンが赤みがかって見える仕組みは、夕日が赤く見えるのと同じように、6月の満月は夏至に近く、月の位置が低くなるので、月の光のうち波長の長い赤い光が吸収されずに残るためです。
12月の満月と比べると、12月は地平線から80度に対して、6月は30度です。月の高度は1年でかなり変わっているんです。
2020年のストロベリームーンはいつ?
今年2020年のストロベリームーンは6月5日(金)の20時〜朝方5時ごろまで見ることができます。6月6日土曜日の明け方に満月を迎えます。