月刊コミックゼノンで現在も連載中の荒井ママレ作「アンサングシンデレラ」が2020年春から石原さとみ主演で実写ドラマ化されますね。石原さとみ演じる病院薬剤師の葵みどりが薬剤師の仕事を通じて医療関係者との間に起こる問題と向き合っていくドラマです。今回は石原さとみ演じる葵みどりとはどんな人なのか?原作とドラマでの設定の違いなど詳しく見ていきたいと思います!
目次
アンサングシンデレラのアンサングってどういう意味?タイトルの由来
アンサングは英語で「unsung」
日本語にすると、歌われていないという意味になりますが、
歌われていない=(人・業績などが)褒め称えられない・称賛されない
という解釈になります。
例えば、He is unsung hero. 彼は縁の下の力持ちだ。
というような使い方をします。
つまり、アンサングシンデレラは、称賛されないシンデレラという意味になりますね。
縁の下の力持ちである病院薬剤師のヒロインという意味を込めて、このタイトルになったというわけですね。
原作とドラマでは葵みどりの設定が違う?!
新人薬剤師→キャリア8年の薬剤師
原作の葵みどりは26歳で2年目の新人薬剤師という設定ですが、ドラマでは、8年目のキャリアを持つ27歳の薬剤師という設定になっています。葵みどり役を演じる石原さとみさんが33歳という年齢であることから、新人役ではなく中堅の薬剤師に設定を変更したのかもしれません。
Q葵みどりを演じるうえで心がけたいことは?
「ドラマで描かれるみどりは原作よりもキャリアを積んでいる設定なので、患者さんに寄り添う温かさや優しさを持つ一方で、冷静な部分も持ち合わせていると思います。患者さんにとっての“最後の砦(とりで)”という自覚をもち、単にがむしゃらなだけではなく、優しさが本当の強さだということが伝わるように演じていきたいです」
石原さとみさんは、自分の役柄についてこのように話していました。新人薬剤師という設定が変わったことで、ストーリーにどのような影響が出るのか気になるところですね。
葵みどりはどんな性格?原作のプロフィール
原作の葵みどりは希望していた総合病院の萬津総合病院薬剤部に入社して2年目の新人病院薬剤師です。原作の葵みどりのプロフィールをまとめてみました。
葵みどり(あおいみどり)26歳
- 職業:病院薬剤師
- 勤務先:萬津総合病院薬剤部入社2年目主に小児科を担当
- 推定年収:380万円
- チャームポイント:大きめのお団子ヘアー
- 特技:優れた味覚と嗅覚(バナンとフロモックスを舌で当てられる、インスリン濃度から注射の有無を推測できるなど)
- 性格:快活で物怖じしない性格。
葵みどりは薬剤師として立ち位置を把握しつつも、処方箋ないように疑問があれば、医師に問い合わせる「疑義照会」を行い、意見を言うことも多いです。患者一人一人と向き合い、一人でも多くの患者を助けようという信念を持っているため、仕事が遅くなることもあり、作業効率を重視している刈谷奈緒子からは、仕事が遅い!と注意されがち。
アンサングシンデレラの主なテーマ「疑義照会」とは
アンサングシンデレラの話の中で扱われる主なテーマが「疑義照会」なのですが、疑義照会とは、薬剤師が処方箋を元に調剤を行う際、処方箋の記載に疑問点や不明点を感じた場合に処方箋の作成者に対して、内容の確認を行うことを意味します。
つまり、薬剤師が薬を処方した医師に、処方箋の内容について問い合わせるということです。
ちなみに薬剤師は薬を処方することはできず、調剤するのが薬剤師で、薬の処方は医師がするものです。
アンサングシンデレラの放送日時間帯 フジテレビ
アンサングシンデレラは毎週木曜夜10時放送です。
第1話は4月9日(木)夜10時スタートで、初回15分拡大です。
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