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SNS精子提供とは?お金はもらえる?危険性と日本の不妊治療の問題点

不妊に悩む人が多いなか、子供がほしいとの思いで、SNSで精子提供のやり取りをする夫婦が話題になりました。

医療機関を使った精子提供ではなく、SNSで直接やり取りをして精子提供をするリスクや危険性について、調べて見ました。

また、SNSでの精子提供はお金が発生するのか?日本の不妊治療の問題点についてまとめています。

SNS精子提供とは?お金はもらえる?

医療機関の精子ドナー登録で提供した場合は精子ドナーの謝礼として、

謝礼金3万円〜とされているところもあります。

Aqua Beauty 精子提供登録フォーム

SNSでの精子提供は無料希望とされている方が多いようです。

ツイッターなどのSNSで#精子ください とツイートし、やり取りをするとのことで、高学歴希望や高身長希望などの要望を書く人もいるそうです。

SNS精子提供の危険性やリスクは?

SNS上での精子提供は、医療機関を通じた安全な精子提供ではないため、HIV(エイズ)などの性病にかかるリスクや子供の病気のリスクもあります。

また、精子提供者の身分確認ができないため、子供が近親婚をするリスクもあります。

さらに、もし夫の同意を得ず、精子提供で子供を産み離婚した場合は、

不貞行為で慰謝料50万円〜300万円を請求される可能性や、子供が夫のこと認められず、養育費を請求できない場合があります。

また、精子提供者は親子関係がないという同意書を交わしていても、養育費の請求や、相続権を主張される可能性があるので、

女性側も提供者側も非常に危険です。

なぜSNSでの精子提供が増加?日本の不妊治療の問題点まとめ

SNSでの精子提供が増加してしまった背景として、不妊治療には多額の費用がかかること、人工授精をひたすら繰り返さないといけないという厳しい状況があります。

海外では、人工授精で妊娠しなかった場合は、ドナー精子を使った体外受精という方法ができますが、日本産科婦人科学会の規約により、人工授精しかできないません。

そのため、海外で不妊治療を行うというケースも多いようです。

Vol 63:日本の精子提供の問題点~海外と日本の精子提供~ | 妊活ブログ

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