7月15日をもってセグウェイの生産終了が発表されました。未来の乗り物として注目を集めたセグウェイですが、あまり一般的に広まることはなく終わってしまいました。日本でもセグウェイはあまり流行らなかったようです。
セグウェイが広まらなかった理由や、原因について調べてみました。また、セグウェイの生産終了に対するツイッターのみんなの感想もまとめています。
目次
セグウェイ生産終了の理由 なぜ流行らなかったのか?
セグウェイが生産終了となった理由を4つのポイントにまとめてみました。それぞれ解説していきます。
理由1:そもそも使用用途がなかった
体重移動で走行できる乗り物のセグウェイですが、そもそもセグウェイを利用しなければならないというほどの使用用途が少なかったという点がまず挙げられます。
アメリカでは警備員や警察官のパトロールに使われたり、障害者の移動手段として使われていたようですが、あまり広まりませんでした。
理由2:乗りこなすのが難しい
セグウェイは自分の体重をかける方向によって移動でき、乗りこなせれば、とても楽に移動できるのですが、慣れるまではバランスを取るのが大変だったり、自分の思うように動けなかったりします。
セグウェイを乗りこなすにはある程度練習が必要になります。また乗り慣れていなくてスピードを出しすぎたりすると危険です。
ちなみに、一輪車セグウェイというのものあり、これはさらに乗りこなすのが難しいものになっています。
セグウェイの社長がセグウェイに乗っていて崖から落ち川で死亡してしまうという事故がありました。
理由3:価格が高すぎて一般人の手に届かなかった
また、価格が高かったことも一般に広まらなかった原因です。
ミニセグウェイなどは子どもたちの間で流行ったりしましたが、それでも数万円するため、高い買い物です。お金に余裕のある家庭でないと、なかなか子供にプレゼントするのも難しいですよね。
人気ユーチューバーがセグウェイにのって遊ぶ動画をアップしたりと、子供たちには憧れのセグウェイだったと思いますが、高いお金を出してまで使う用途があるかというとそうでもないため、広まらなかったのが現実です。
ミニセグウェイは2万〜3万ぐらいが相場です。
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高いものだと50万円近くする商品もありました。
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理由4:交通整備や運転免許などの法の規制の問題
セグウェイは一般個人での公道での走行が認められておらず、施設内や公園などの場所のみの走行となっています。
現行制度においては、道路運送車両法(昭和26 年法律第185 号)に基づく自動車又は原動機付自転車の保安基準が適用され、これを満たさなければ、公道で運行の用に供することができません。(出典:国土交通省)
セグウェイで公道を走る際の条件として、小型特殊自動車または原動機付き自動車として車両認定されるため、免許が必要ということになります。16歳から原付の免許がとれますが、原則年齢制限があることになります。
また、セグウェイが走っていいのは道幅が3メートル以上と定められており、警察署で道路の使用許可をも洗わなければいけないという厳しい条件もあります。
法的な規制が多いことも、セグウェイが広まらなかった理由のひとつです。
まだまだ時代が追いつかなかったということかもしれないですね。
セグウェイが日本で流行らなかった理由
日本でセグウェイに乗った人を街で見かけることは残念ながらほぼありませんよね。セグウェイが日本で流行らなかったのはどうしてなのでしょうか?
やはり、日本では道交法の規制が厳しかったということろが大きいと思います。日本では車両扱いになるため、公道を走れないというところが普及につながらなかった原因だと考えられます。
セグウェイが流行った国はどこ?
日本で街を歩いていてもセグウェイに乗った人を見かけることはほぼないですが、海外ではセグウェイが浸透している国もあるようです。
セグウェイ生産終了に対するTwitterの声まとめ
セグウェイの生産終了がツイッターでトレンド入りしていました。
セグウェイ生産終了に対するみんなの意見をいくつかピックアップしてみました。