3月3日はひなまつりですね!デイサービスでは季節に応じで様々なレクリエーションが行われますが、ひなまつりにはどのようなレクリエーションが良いでしょうか。高齢者向けの企画や参考にしたい事例などをまとめてみました。
目次
お雛様を工作してみよう
折り紙や段ボールを使って、お雛様の飾りを作ってみるのはいかがでしょうか。オリジナルの雛人形を作ってみるのもおすすめです。身近な材料でも簡単に作ることができます。
たまごの殻で作るおひなさま&おだいりさま
用意するもの
- 生卵2個
- トイレットペーパーの芯1本
- 千代紙(好きな柄を選んで)
- マスキングテープ
- 油性マジック
- はさみ
作り方
- たまごの殻に画鋲を刺して、穴を開け、包丁の柄で穴を広げてたまごの中身を取り出します
- 洗って乾燥させる(1日以上)
- トイレットペーパーの芯を高さそれぞれ3cmと2cmに切る
- 切ったトイレットペーパーの芯の上にたまごの殻を乗せて、マスキングテープで固定
- たまごにお雛様の顔とお内裏様の顔を描く
- 千代紙を着物のように巻きつけて、お内裏様の冠とお雛様の平額を折り紙で作りたまごに貼って完成
紙コップで作る
紙コップで作るおひなさま&おだいりさま
用意するもの
- 紙コップ
- 折り紙(柄のあるもの、金色と黒)
- 飾り用のシール
- マスキングテープ
- ハサミ
- のり
- 両面テープ
- マジック
作り方
- 折り紙を三角に折る(着物用)
- 紙コップに折り紙を着物のように巻きつけてのりで貼る
- 余った部分はハサミでカット
- マジックで顔や髪を描く
- 烏帽子と笏、扇と冠を黒と金の折り紙で作る
- 5をのりで貼り付ける
- 金の折り紙を厚紙に貼って屏風を作っても素敵です。
ハマグリのお吸い物を食べながら、貝合わせ
ひなまつりでは、女の子が一人の人と末長く添い遂げられますようにという願いを込めて、ハマグリのお吸い物を食べます。ハマグリは貝殻が対になっているため夫婦を表現します。貝合わせとは、90個以上の貝殻を並べてひとつの貝殻に合う貝を見つけるという平安時代の貴族の遊びの一つです。現代の神経衰弱に似ています。貝殻を並べ、一つ取り出し、その貝殻のつがいになる貝殻を選び、その貝殻がぴったりになったら、貝殻をもらえます。一番多く貝殻をもらえた人の勝ちです。
ひなまつりスイーツや甘酒を手作りしてみよう
ひなあられや菱餅も良いですが、ひなまつりスイーツを手作りしてみるのも楽しいと思います。甘酒も手作りできます。
手作り甘酒
材料
- ご飯お茶碗2杯分
- 水
- 乾燥麹大さじ4
作り方
- ご飯2杯をタッパーに入れ、湯をひたひたに注ぎ、レンジ1分→五分粥。
- 60度以上だと麹が死ぬので、ぬるめで。それだけ注意。そこに乾燥麹を大匙4杯入れ、スプーンでよく混ぜます。
- こぼれ予防にタッパーをジプロックに包み、60度の湯を入れた湯たんぽorホッカイロを上に置き、布団かクッションの間に。
- 8~10時間後。温度により出来上がりが違います。スプーンを入れるとブツブツ音がします。
ひなまつりオムレット
ホットケーキミックスで作る簡単なオムレットです。おひなさまとお内裏様をイメージした可愛いスイーツです。
材料(2個分)
- 甘酒 50ml(生地用)
- ホットケーキミックス 50g
- 卵 1個
- いちご 6個
- 甘酒大さじ2(クリーム用)
- 生クリーム100cc
- サラダ油 小さじ2
作り方
- ボウルに卵を割り入れて混ぜ、甘酒(生地用)を加えて混ぜる。
- 1にホットケーキミックスを加えて混ぜる。
- フライパンにサラダ油小さじ2を加えて、キッチンペーパーで薄くのばし、温める。
- とろ火にし、2の半量を入れて薄く全体にのばす。表面がふつふつとしてきたら裏表を返して30秒程焼き、お皿に取り出してラップをかぶせて粗熱をとる。(同様にあと1枚作る)。
- いちごはヘタをとり、4個はみじん切りにする。
- 鍋にみじん切りにしたいちご、「甘酒(クリーム用)」を入れて熱し、どろっとするまで煮詰め、冷ます。
- 氷水にさらしたボウルに生クリームを入れてハンドミキサーでしっかり泡立て、6を加えて泡立てる。
- 4の生地を半分に折り、真ん中に7のクリームをのせて丸い部分と左右の生地を折りたたみ着物のように形を作り立たせる。
- クリームを上から加え、切っていないいちごをのせる。
ひなまつりといえばこの曲「うれしいひなまつり」を歌おう
レクリエーションの定番でもあるカラオケですが、ひなまつりといえばこの歌ですね。「うれしいひなまつり」をみんなで歌うのも楽しいですね。替え歌をしてみるのも面白いと思います。