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父の日の起源日本はいつから始まった?バラ・ひまわりを贈る意味と由来

毎年6月の第3日曜日は父の日ですね。日本では父の日はいつから始まったのでしょうか?父の日の起源についてまとめてみました。

また、父の日に黄色のバラやひまわりを贈る意味や由来、ラッピングやプレゼントに使える立体折り紙の作り方も解説しています。

【父の日の起源】父の日が日本で広まったのはいつ頃?

父の日の起源はアメリカ 母の日の制定から58年後

5月の第2日曜日の母の日と、6月の第3日曜日の父の日は、毎年プレゼントを贈り日頃の感謝を伝える風習がありますが、

実は父の日ができたのは母の日が制定されてからなんと58年後のことになります。58年間は母の日だけだったんですね。

母の日は、アンナ・マリー・ジャーヴィスさんというアメリカの社会活動家の女性によって、1914年に制定されました。

出典:Wikipedia

母の日に赤いカーネションを贈る風習はアンナ・マリー・ジャーヴィスさんが1908年5月10日の教会で、亡き母を追悼し、カーネーションを配ったことがきっかけです。この時配ったのは白いカーネーションで、後々白いカーネーションが亡き母を意味し、赤いカーネーションは生きている母を意味するようになります。

1909年の5月に教会で母の日のお祝いに参加していたソノラ・スマート・ドッドさんという方が、

なぜ母の日があるのに、父の日がないのだろうか?

という疑問をもったことがきっかけで、できたのが父の日です。

ソノラ・スマート・ドッドさんの父は、軍人で男手一つで6人の子供たちを育ててくれました。そんな父のために、大好きなお父さんのための日を作りたいと、牧師教会に「父の日も作って欲しい」と頼みます。

そして、1910年に初めて父の日の式典が行われました。

その後1916年に第29代アメリカ大統領のウッドロー・ウィルソンが父の日の演説を行ったことでようやく「父の日」が浸透しました。

その50年後の1966年に第36代アメリカ大統領リンドン・ジョンソンが6月の第3日曜日を父の日に定めます。

そしてようやく1972年にアメリカで正式に「父の日」が制定されます。

母の日ができてから58年後にやっと「父の日」ができたという長い歴史がありました。すぐに定着した母の日と違って、父の日は定着するまでにかなり長い年月がかかっています。

父の日が日本で広まったのはいつ?

日本に父の日が入ってきたのは1950年頃で、世間一般に広がったのは1980年頃と、割と最近のことなんです。

日本で父の日が認知されることになったきっかけは、1980年に当時の日本メンズファッション協会の理事長が、アメリカで「Father’s Day Campaign」を紹介されたことです。

当時の日本にはまだ「父の日」が一般的ではありませんでしたが、日本メンズファッション協会が母体となり、翌年1981年に日本ファーザーズ・デイ委員会(FDC)を結成します。

日本ファーザーズ・デイ委員会(FDC)は、「ファーザーズ・デイイエローリボンキャンペーン」や「ベストファーザー賞」など父の日に関する様々活動を行っています。

日本で母の日が1947年に制定されたのに対し、父の日は日本で見ても広まるのがかなり遅いですね。

今では父の日が一般的になり、スーパーやデパートなどで様々な父の日ギフトが売られているのを目にしますよね。

このような多くの人たちの活動を通じて、父の日は浸透したのかと思うと、感慨深いものがあります。

父の日に黄色いバラ・ひまわりを贈る理由と花言葉

母の日は赤いカーネション、父の日には黄色いバラを贈るのが一般的とされていますが、なぜ黄色いバラなのでしょうか?その理由を調べて見ました。

父の日の起源であるアメリカでは、父の日の創設者のソノラ・スマート・ドッドさんが、父の墓に白いバラを供えたことから、父の日にバラを贈る風習が生まれました。

1910年の一番最初に行われた父の日の式典では、父が生きている場合は赤いバラ、亡くなっている場合は白いバラを身につけたとされています。日本では黄色のバラが一般的ですが、アメリカでは黄色じゃなくて赤や白なんですね。

日本で黄色のバラを贈るのが一般的になったのは、日本で父の日を広めた日本ファーザーズ・デイ委員会(FDC)が関係しています。

日本ファーザーズ・デイ委員会(FDC)は、父の日黄色いリボンキャンペーンで、

父の日はお父さんへの感謝の気持ちを黄色いリボンに託して贈り物をしましょう。 贈り物は、お父さんへの「似顔絵」でも感謝の「作文」でも良いのです。プレゼントする時は黄色いリボンを添えることを忘れないで下さい。

引用:イエローリボンキャンペーン FDC日本ファーザーズ・デイ委員会

と言っています。このことから、父の日のイメージカラーが黄色になったというわけです。

黄色いバラが一般的ではありますが、同じ黄色い花として、ひまわりやガーベラも父の日のプレゼントとして人気です。

ひまわりの花言葉は「憧れ、情熱、敬慕、あなたを見つめる、あなたを幸福にする、あなたは素晴らしい」などがあります。憧れのお父さんの背中を見て育った人にとっては、父の日にぴったりの花です。

ガーベラは色によって花言葉が違うのですが、黄色のガーベラの花言葉は、「究極の愛、親しみやすい、やさしさ」などがあります。優しいお父さんへのプレゼントにおすすめです。

【バラの花言葉】バラの本数で意味が違う?

プロポーズで男性が赤いバラを渡したりしますが、赤のバラの花言葉には「あなたを愛しています、愛情、美貌」などがあります。

一方父の日の黄色いバラの花言葉は「友情、平和、愛の告白」です。

色によって花言葉は変わりますが、実はバラは本数によっても花言葉が違うんです!

  • 1本 「一目ぼれ」「あなたしかいない」
  • 2本 「この世界は二人だけ」
  • 3本 「愛しています」「告白」
  • 4本 「死ぬまで気持ちは変わりません」
  • 5本 「あなたに出会えた事の心からの喜び」
  • 6本 「あなたに夢中」「お互いに敬い、愛し、分かち合いましょう」
  • 7本 「ひそかな愛」
  • 8本 「あなたの思いやり、励ましに感謝します」
  • 9本 「いつもあなたを想っています」「いつも一緒にいてください」
  • 10本「あなたは全てが完璧」
  • 11本「最愛」
  • 12本「私と付き合ってください」
  • 13本「永遠の友情」
  • 21本「あなただけに尽くします」
  • 24本「一日中思っています」
  • 50本「恒久」
  • 99本「永遠の愛、ずっと好きだった」
  • 100本「100%の愛」
  • 101本「これ以上ないほど愛しています」
  • 108本「結婚して下さい」
  • 365本「あなたが毎日恋しい」
  • 999本「何度生まれ変わってもあなたを愛する」

出典:weddingpark

本数による花言葉を知っているお父さんはそういないと思うので、本数はあまり気にしすぎなくても良いと思いますが、

この中で父の日に選ぶとすれば、8本の 「あなたの思いやり、励ましに感謝します」が適切ですね。

【父の日おすすめフラワーギフト4選】 バラ・ひまわり 鉢植えと花束

父の日に花を贈りたい方へおすすめのギフトを紹介します。鉢植えタイプと花束タイプをいくつかピックアップしたので、シーンに合わせて選んで見てください。

黄色いバラのブーケ /FLOREAL

黄色いバラの中にあるグリーンがまるでリボンのようで素敵ですね。ラッピングもおしゃれです。

楽天:父の日ギフト 黄色いバラのブーケ/フロレアル 6,900円 (税込)

ミニバラ鉢植 /FLOREAL

鉢植えタイプのバラは、そのまま置いて飾れるところがいいですね。こちらは5号鉢サイズです。

楽天:父の日ギフト ミニバラ鉢植/フロレアル 3,480円 (税込)

ひまわり鉢植え /日比谷花壇

バスケットは竹製で、ひまわりの元気なイメージにぴったりですね。夏まで飾ることができます。5号鉢サイズです。

東急百貨店:父の日ギフト≪日比谷花壇≫ひまわり鉢植え 税込4,400円

Healing Bottle「for Father」ヒマワリ /日比谷花壇

フレッシュドライ加工のひまわりのハーバリウム。飾る場所を選ばず、長持ちするので、プレゼントに最適です。

日比谷花壇:父の日 Healing Bottle「for Father」ヒマワリ 税込3,850円

父の日のプレゼント・ラッピングの飾りに使える立体折り紙の作り方

父の日のプレゼントのラッピングの飾りとして、お子さんと一緒に楽しむ父の日の工作として使える折り紙の紹介です。

立体的なバラの折り紙 ラッピングのポイントに

竹串を使って紙をくるっとカールさせることで、本物のバラのようになります。プレゼントを包装紙で包んだ後に飾りとしてつけても可愛いですね。

<必要な道具>

  • 折り紙
  • ハサミ
  • 竹串
  • スティックのり
  • 木工用ボンド

折り紙で作る立体的なバラの花束 工作として

保育園や小学生向けの工作としてもおすすめです。少し難易度は高めですが、手の込んだものをプレゼントされたら、お父さんもきっと喜ぶと思います。

<必要な道具>

  • 折り紙
  • ハサミ
  • 竹串
  • スティックのり
  • クラフトグルー

ひまわりのリース

可愛らしいひまわりのリースです。かなり大量に折り紙が必要なので、まとめて安く購入することをお勧めします。

<必要な道具>

  • 折り紙(黄色・茶色・緑)
  • ハサミ
  • スティックのり

まとめ

母の日に比べておろそかになりがちな父の日ですが、日頃の感謝の気持ちを込めて、父の日のプレゼントを贈りましょう。

 

 

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