最近では、キットカットが小さくなり、残念がる消費者の声が多く寄せられました。2007年に飲むスイーツとして発売されたドロリッチは、一時期とても人気の商品でしたが、徐々に容量を減らしていったのが原因で、消費者が離れ、生産終了になってしまいました。
商品の値段は変えずに、サイズを小さくする「ステルス値上げ」は消費者からするとあまりいい印象ではないですよね。
キットカットのステルス値上げの理由についてや、ステルス値上げに対する消費者の反応について調べてみました。
ドロリッチ容量減少の言い訳。炎上し生産終了していた
2007年10月に発売されたドロリッチ。新しい食感の飲むスイーツとして、一時期流行しましたが、売上は2009年でピークを迎え、売上は減少し、2019年には生産終了となりました。
メーカー側は生産終了の理由を、競合商品の登場による競争激化で売上が減少したためとしていますが、
実際のところステルス値上げが原因ではないか?と言われています。
ドロリッチは150円と価格は変えずに、容量を徐々に減らしていきました。
220g(2008年)→200g(2014年)→180g(2015年)→120g(2017年)
2018年には120gまで減っていたのを180gまでに戻しましたが、結局売上を回復できず、生産終了となっています。
2017年に容量120gに減らした理由として、女性の手にフィットしやすいパッケージにするため、仕事中でも手軽にスイーツを楽しめるようにということでしたが、価格は変えず、値上げとなっています。
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キットカットもステルス値上げでドロリッチの二の舞に?
キットカットが長さをカットしたことが話題になりましたが、小さくなった理由として、砂糖とカロリーの摂取を控えたいという消費者の声を踏まえてということで、炎上しています。
パッケージにはおいしさそのまま!砂糖10%減 食べやすいサイズになったよ
と書かれています。
これに対し、値上げの言い訳が苦しい、堂々と値上げすればいいのに。という消費者の声が多かったです。
ステルス値上げの消費者の印象はやはりよくないものがありますね。
消費者の好感度は下がってしまいます。
キットカットガリガリ君の好感度高い値上げと比較される
赤城乳業はガリガリ君を25年ぶりに60円から70円に値上げをした際に、社員総出で頭を下げるcmが話題となりました。
赤城乳業のまっすぐな姿勢に好感を持った消費者も多かったのではないかと思います。
消費者からネガティブな印象を持たれるステルス値上げをしてしまったキットカットですが、今後どうなっていくのか心配ですね。