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コロナウイルス 実際の致死率はどれくらい?SARSと比較(WHO)

国内でも死者が出ている新型コロナウイルスですが、実際の致死率はどのくらいなのか、また新型コロナウイルスはSARSと似ていると言われていますが、SARSとの違いや、致死率の差についてまとめてみました。

新型コロナウイルスの実際の致死率

新型コロナウイルスの致死率については、WHOから致死率2%程度との見解がありました。

致死率は感染した人のうち、それだけの人が死亡するかというものです。

重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MARS)ほど致命的ではないとのことです。インフルエンザの致死率は国によって異なりますが1%未満程度です。

コロナウイルスがSARSと似ている点

SARSは重症急性呼吸器症候群というもので、2002年に流行した新型コロナウイルスによる病気です。人から人へと感染することが確認されています。SARSウイルスに感染した人から飛沫感染します。2~10日間の症状のない潜伏期間があり、発熱、悪寒、筋肉痛を発症します。重症化するとさらに1週間後に、呼吸困難を伴う肺炎がおこり、死亡することがあります。

現在流行中の新型コロナウイルス感染症は致死率がSARSに類似しています。

 

SARSの致死率

SARSの致死率は感染者の年齢、基礎疾患、感染経路、曝露したウイルスの量、国によって大きく異なる。全体としてはおよそ9.6%(2003年9月)と 推計されているが、24歳未満では1%未満、25〜44歳で6%、45〜64歳で15%、65歳以上で50%以上となっている。男性であること、基礎疾患 の存在も高致死率のリスク因子とされている

SARSの可能性があると判断された人のうち、10〜20%が呼吸不全などで重症化しているが、80〜90%の人は発症後6〜7日で軽快している。1カ月以上人工呼吸治療を続けても死亡する例がある。

高齢者や基礎疾患のある方は重症化しやすい

重症化するリスクが高いのは、

に当てはまる方です。新型コロナウイルスに感染した場合、重症化するリスクが高いので、マスクの着用や、手洗い、手指のアルコール消毒、外出を控えるなどの感染症予防を行いましょう。

また、若い人は重症化するリスクが低いとはいえ、高齢者などの重症化しやすい方へ感染を広めないためにもしっかりと感染症予防対策を行っていきましょう。

 

 

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