日本国内でも次々と新型コロナウイルスの感染者が報道されていますが、2月29日時点での埼玉県の感染者数と感染経路について、調べてみました。
目次
埼玉県での新型コロナウイルス感染者数
埼玉県内での陽性確認者数は４人となっています。全員がチャーター便帰国者で、うち２人は国が検査を実施しました。埼玉県が実施した疑い例検査数（さいたま市実施分除く）は延べ１０１人（うち陽性は２人です）
埼玉県内新型コロナウイルス感染者の感染経路は？
感染者４名の詳細をまとめました。
４０代男性 居住地：中華人民共和国 2月1日判明
１月26日より咳が出現。１月29日の帰国時に37℃台の発熱と咳を認め、入院となった。１回目の検査は陰性。その後、喀痰を用いて追加検査を行ったところ、陽性との結果を得た。
症状は改善傾向であり、２月１日現在、咳は少々残るものの、解熱している。
本人からの報告によれば、武漢市の海鮮市場（華南海鮮城）には立ち寄っていない。
中国において、肺炎患者との明確な接触は確認できていない。
４０代男性 居住地：埼玉県 2月10日判明
1月30日 第２チャーター便で帰国 空港から移動し、国立国際医療センターにおいて診察を受けた際にPCR検査をしたが陰性
2月1日 障子と一緒に帰国したため希望により自宅へ帰宅。自宅待機
2月8日 発熱３９．５度
2月9日 市販薬を服用し３７．２度まで解熱
2月10日 埼玉県内の医療機関を受診。胸部X線写真上両側に肺炎。検体を採取し、衛生研究所においてPCR検査をし陽性。県内の医療機関に入院
2月11日 ３８度台の発熱
本人の報告によると武漢市の海鮮市場には立ち寄っていない。
年齢不明 居住地不明 2月14日判明
令和２年１月31日に武漢市からのチャーター便（第３便）により帰国した邦人のうち、現在宿泊施設に宿泊中の145人については、本日、国立感染症研究所において新型コロナウイルスに係る検査を実施したところ、１名の結果が陽性であるとの結果の報告がありました。陽性となった１名の方については、入院となる予定です。
未就学児 男性 居住地：埼玉県 2月21日判明
1月30日 第２チャーター便で父親と一緒に帰国。国立国際医療センターにおいて診察を受けた際にPCR検査をしたが陰性
2月1日 父親と一緒に自宅に帰宅。厚生労働省のフォローアップセンターが経過観察
2月8日 父親が発熱（３９．５度）
2月10日 父親のPCR検査が陽性。父親が県内医療機関に入院となったため、濃厚接触者として、県内保健所が健康観察開始。自宅待機。
2月10日〜19日 ３６度〜３７度台前半。時々咳をしていた
2月20日 朝３７．３度 夕方３７．５〜３７．６度県内医療機関Aを受診
2月21日 PCR検査を実施し陽性。県内医療機関Bに入院。症状は安定している。
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