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コロナウイルスの予防と対策 マスクの効果はどれくらい?厚生労働省

新型コロナウイルスの感染者が日本でも次々と報道されていますが、新型コロナウイルスに感染しないために、どのような予防ができるでしょうか。新型コロナウイルス感染症対策に有効なマスクの効果はどれほどなのか調べてまとめてみました。

新型コロナウイルス感染症の予防法について 厚生労働省

新型コロナウイルス感染症の予防について、厚生労働省はホームページで、まずは一般的な感染症対策や健康管理を心がけるようにと呼びかけています。

具体的には

です。

咳やくしゃみがでる人はマスクをしましょう

咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ上で高い効果を持ちます。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクを着用しましょう。

マスクがない場合は、ハンカチやタオルで口を塞ぎましょう。咳やくしゃみをする際にマスクやハンカチ、タオルで口を塞いで、飛沫が飛ばないようにするか、洋服の袖や肘の内側で口や鼻を押さえましょう。

マスクはどこも売り切れ状態。いつ手に入るのか

薬局やコンビニ、スーパーなどでマスクの売り切れが相次いでいますが、厚生労働省のホームページでは、マスクの生産について以下のように話しています。

マスクは、国内メーカーで24時間の生産体制を敷いており、2月中には毎週1億枚を超える供給が確保される見込みです。また、輸入量も増やしています。できるだけ早く品切れが緩和されるよう、更なる増産を働きかけています。

出典:厚生労働省

マスク、消毒液の供給について 2月28日経済産業省より

経済産業省では、3月14日以降当分の間マスクや消毒液のオークション出品の自粛を要請しています。

経済産業省では、通常の電子商取引における販売単位の見直しを求め、適切な価格での小ロット化販売を推進することで、より多くの消費者の手に渡り易くします。

具体的には、令和2年3月14日(土)以降の電子商取引においては、適正な価格水準(従来市場での主要製品の流通価格を提示する等)を示しつつ、小ロットの商品のみの出品が可能になるよう販売事業者に要請します

マスクの生産状況(2月28日)

マスクの生産状況は2月28日時点で、国内メーカーが24時間体制で通常の3倍の増産を継続しています。週1億枚の供給に加え、「マスク製造設備導入支援補助金」を活用して、第1弾として、

の3件を採択しました。興和株式会社は本補助事業を活用して最先端のマスク製造ラインを新設予定であり、3月第2週には、生産・供給を開始することを目指しています。

また、先週から中国などから1千万枚レベルで輸入を再開しており、4月1日以降週に2千万枚レベルの輸入を目指すそうです。

来週にはガーゼマスク4000枚の輸入を開始します。3月9日の週には10万枚、3月中には、100万枚の輸入を目指します。その後は需要に合わせて、400万枚まで拡大していきます(需要があれば、生産のキャパは、月に1億枚分あります)。

マスクや消毒液の生産状況はこちら経済産業省HP

マスクの効果はどのくらい?再利用しても良いのか

全国でマスクが手に入りにくい中、手持ちのマスクがなくなってしまった人や、新たにマスクを買うことが難しい人などいると思いますが、マスクを再利用することはできるのか、マスクが感染症予防にどのくらい有効なのかまとめてみました。

マスクでウイルスをシャットアウトすることはできない

マスクは基本的に感染を広げないようにするためのもであり、咳やくしゃみをした際の飛沫が飛び散るのを防ぎます。一般的な使い捨てマスクでは、新型コロナウイルス自体をシャットアウトすることはできません。

マスクの再利用はダメ

一般的な使い捨てマスクは、表面をアルコール消毒しても、衛生上よろしくないので、再利用はしないほうがいいです。どうしても、新しいマスクが買えない場合など、再利用したい時は、マスクの内側にガーゼを入れて、ガーゼを交換しましょう。また、マスクを洗うと、中に入っている静電フィルターの性能が落ち、マスクとしての性能も落ちるため、おすすめできません。

マスクを外すときの注意点

口に触れてる面と反対側の面が特に汚れているので、そこにはなるべく触れないようにマスクを外しましょう。何か飲んだり食べたりするときにマスクをずらすことがあると思いますが、そのときにマスクの面に触れて、食べ物を触ったら何の意味もないです。

手洗いを徹底しよう

咳やくしゃみの症状がある人はウイルスを周りに広めない為にもマスクをしないといけませんが、特に症状のない人は、手洗いや手指のアルコール消毒をこまめに行いましょう。ウイルスが付いた手で顔に触れると接触感染が起こる場合があるので注意が必要です。

手作り布マスクの効果は薄い

手作り布マスクは医療用マスクに比べ、粒子を通過させやすいので、あまりおすすめできません。物理的にくしゃみの唾液や鼻水の飛沫が飛び散るのを防ぐことはできそうですが、一般的な使い捨てマスクでさえもウイルスをシャットアウトすることはできないので、布マスクをしているから大丈夫と安心はできないです。

 

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