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コロナウイルスで冨士見荘が経営破綻で破産 西浦温泉(愛知県蒲郡市)

新型コロナウイルスの感染拡大により、愛知県蒲郡市の西浦温泉にある観光旅館冨士見荘が破産申請をしたことがわかりました。冨士見荘がどんな旅館なのか、なぜ破産申請しなければならなくなってしまったのかについて、解説していきます。

冨士見荘とはどこにある?どんな旅館?特徴について

冨士見荘の場所

冨士見荘は愛知県蒲郡市の西浦温泉にある旅館です。

冨士見荘とはどんな旅館?

冨士見荘は西浦温泉で最も歴史のある老舗旅館です。リーズナブルな価格と、新鮮な海の幸を使った料理が特徴です。

出典:冨士見荘

雄大な三河湾を見渡す展望大浴場や、露天風呂、バイブラ、うたせ湯があります。

出典:冨士見荘

料理は新鮮な海の幸、山の幸に、職人の技を加えた逸品ぞろいで、三河湾の食を堪能することができました。潮騒御膳は三河湾で採れた魚介類を中心とした会席料理13品で、海鮮づくしは夕食は三河湾で採れた魚介類を中心に、【伊勢海老のお造り】【あわびの踊り焼き】【ズワイ蟹盛り】を盛り込んだ会席料理15品でした。

などが冨士見荘周辺観光ができます。

若旦那プランがあった

出典:冨士見荘

冨士見荘の若旦那が直接ご相談をお受けして最適なプランを用意してもらえるというものです。ゆったり温泉女子会や食事にこだわるグルメ旅、二度目の修学旅行同窓会プランなど、いろんな使い方ができたみたいです。

冨士見荘の口コミを調べてみた!

部屋が広くて窓からの眺めも良いなど良い口コミもあるのですが、料理がまずいなど、あまりよくない口コミも見られました。値段はリーズナブルではありますが、安かろう悪かろうという評価のようです。

悪い口コミ

良い口コミ

出典:楽天トラベルより抜粋

冨士見荘が破産申請をすることになった理由

1956年設立した冨士見荘は三河湾を望む景観と新鮮な魚介類を提供する旅館として、2005年12月期には約5億5000万円の売り上げがありましたが、数年前の経営悪化後、中国人ツアー客の受け入れに力を注いでいましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で、中国政府が1月27日に中国から海外への団体旅行を禁止し、日本の観光業界に大きな影響が出ており、中国人観光客のキャンセルが相次ぎました。そのため、経営が破綻してしまい、今回の破産申請に至ったとのことです。新型コロナウイルスによる経営破綻は、日本初となります

代表取締役伊藤剛さん(31)のコメント

「先代が守ってきた大切な旅館だが、客がいなくてはどうしようもない」としています。中国政府の方針で決断するしかないと覚悟を決めたそうで、2月14日に旅館を閉めました。

伊藤剛さんのfacebook

予約ができない状態

楽天トラベルを見てみたところ、もう予約はできなくなっていました。

冨士見荘破産にみんなの反応は?

新型コロナウイルスの影響もありますが、もともとの経営に問題があったのではないかという指摘が多く見られました。また、新型コロナウイルスの影響で経営破綻したのは日本初ですが、今後もしかすると次々と経営破綻が出てくる可能性がありますね。

 

 

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