緊急事態宣言が39県で解除され、新型コロナウイルスの感染拡大も落ち着いてきたと思われますが、油断していると第2波がくるとも言われていますね。いつになったら収束するのか。また、何を持って収束というのか、感染者数グラフの曲線を国ごとに見て行こうと思います。
目次
新型コロナウイルスの収束の条件 何を持って収束とするのか
新型コロナウイルスが収束したと言えるのはどういった条件が必要なのか。どのような状況なったら新型コロナウイルスが収束したと言えるのかについて調べて見ました。
新型コロナウイルスは、感染者が一人もいなくなるという状態にはならないという。インフルエンザやノロウイルスなどといった風土病として定着するエンデミックとなるのではないかとされています。
患者の発生が減少し、低い水準で止まることを、「小康期」といい、その段階に入れば、大流行は終息ということになるが、対策を続け、第2波に備えなければなりません。
新型コロナウイルスの潜伏期間は、1〜14日とされているので、この潜伏期間の2倍の日数(28日間)新たな感染者が出ないことが収束の条件となります。
新型コロナが収束した外国はある?現在の海外の状況をグラフで紹介
ミナスジェライス連邦大学統計学大学院のダニ・ガメルマン教授ら共同研究チームが新型コロナ感染拡大のピークや収束の予測日を把握できるサイト「COVID-19の短期および長期予測:Previsão de curto e longo prazo para COVID-19」を作りました。
今回はこちらのサイトのグラフから、それぞれの国の状況を見て行きたいと思います。
日本
日本の感染者は緊急事態宣言で外出自粛の効果があったのか、5月に入ってから少なくなってきていますね。
ロシア
ロシアの感染者数は5月現在増えてきているようです。
イギリス
イギリスの感染者数はピーク時よりは減少傾向にありますが、まだ収束はしていないようですね。
スペイン
スペインの感染者数は減少傾向にあります。
イタリア
イタリアの感染者数も減少傾向にあります。
ブラジル
ブラジルの感染者は増加傾向にあると見られます。
ドイツ
ドイツの感染者数は減少傾向にあります。
トルコ
トルコの感染者数は減少傾向にあります。
フランス
フランスの感染者数は減少傾向にあります。
イラン
イランは一度減少していたものの、また増加している傾向にあります。
インド
インドの感染者数は増加傾向にあります。
ペルー
ペルーの感染者数は増加傾向にあります。
中国
中国では、2月中旬に新たな感染者の数が一気に増え、現在は収まっていますね。