6月10日は「時の記念日」です。保育園やお子さんのいるご家庭では、時計の製作をしたりしてお祝いをすることもあるかと思います。
時計や時間について興味を持ち始めたお子さんへおすすめの絵本を紹介していきます。
また、時の記念日についてお子さんへ説明する際に、知っておいた方が良い「時の記念日の由来」や日本で初めてできた時計についてもまとめています。
参考にしてみてください。
目次
【時の記念日】6月10日に子どもに見せたいおすすめ絵本10選
かこさとし こどもの行事しぜんと生活 6月のまき
こどもの行事しぜんと生活シリーズは、昔からある行事についてわかりやすく描かれています。6月のまきには「時の記念日」以外にも「虫歯予防デー」や「父の日」など、倒産との楽しい遊びも紹介されています。
いぬのこたろう
いぬのこたろうが時間に追われる忙しい生活の様子を描いた絵本です。時間に興味がでてきたお子さんにおすすめです。寝てばかりの愛犬が実は忙しかったというユーモアに大人も子供も楽しめます。
おにいちゃんがいるからね
自分が作った時計で時間を勘違いしてしまうおっちょこちょいなお兄ちゃんが、弟のために頑張る姿が心温まる物語です。兄弟のいるお子さんにおすすめです。
まいにちのとけいのえほん
毎日の生活のなかで、「とけいをみましょう、いまなんじ?」と問いかけます。生活習慣と時間がリンクされているので、わかりやすくて、こどもが時間の概念を理解するのにぴったりです。
とけいのほん1・2
チビちゃん、のっぽくん、どんぐり坊やなど可愛いキャラクターが登場し、楽しみながら時計が読めるようになります。 色使いも可愛いです。小学校入学前におすすめです。
チキチキチキチキいそいでいそいで
主人公のコウ君が腕時計のネジを巻くと、チキチキがものすごい速さで動き出すという不思議なお話です。小学生の読み聞かせにおすすめしたい一冊。早口で声に出して読むと楽しいです。
とけいのおうさま
時計の国のお話です。時間を守らないと牢屋に入れられてしまう時間に厳しい時計の国の王様が、ある日時計の針を隠してしまいます。時間のなくなった国がどうなってしまうのか?ストーリーを楽しみながら時計の読み方を覚えられます。
おばあちゃんの時計
おばあちゃんの家には動かない大きな振り子時計がありました。時計のない生活を送るおじいちゃんとおばあちゃんは、鳥の鳴き声や民家の灯りから時間をはかります。子ども向けといよりは、時間に追われる日々を送っている大人に読んでほしい1冊です。
じかんがどんどん
心臓の鼓動、砂時計の砂が落ちる時間など、時間の概念をわかりやすく教えてくれます。小学生低学年向けです。
とけいのあおくん
目覚まし時計が主人公のイギリス生まれのお話です。青い小さな目覚まし時計のあおくんが、はじめてのめざましにドキドキ。 とけいの気持ちがわかるストーリーです。絵も可愛くて色使いも素敵です。
時の記念日の由来 子どもにわかりやすく意味を説明
時の記念日の由来は、今から約1300年ほど前に天智天皇が日本で初めて時を知らせた日から来ています。
日本で一番最初に使われていた時計は、漏刻(ろうこく)または水時計と呼ばれるもので、水が流れ落ちる速度を利用し時間を計っていました。
水を定期的に流す人、目盛りを読む人、鐘を鳴らす人がいて、彼らのことを「漏刻博士(ろうこくはかせ)」と呼びました。時刻を知らせるために大掛かりな装置と多くの人たちが交代で鐘を鳴らして時間を知らせていた時代があったんですね。
時間の歴史を学ぶのにおすすめなのがこちらの動画です。
水時計の仕組みがわかりやすく解説されています!
現在は正確な時刻を時計で簡単に確認できますが、昔の人は苦労して、正確な時間を図ろうと努力していたんですね。
保育園や、家庭での時計の教育に役立ててみてください