愛玩動物看護師法が2022年5月1日に施行されることが決まりました。動物看護師が国家資格になりますが、試験の受験資格や内容はどうなるのか?また、国家資格になることによって、動物看護師の給料があがるのか?調べて見ました。
【愛玩動物看護師法】試験の受験資格と内容
動物看護師になるには、愛玩動物看護師試験に合格する必要があります。
愛玩動物看護師試験の受験資格は以下の通りです。(通常ルート)
大学で農林水産大臣及び環境大臣が指定する科目を履修し卒業する、
または、省令で定める基準に適合する養成所(都道府県知事が指定)で3年以上愛玩動物看護師として必要な知識・技術を習得する、
外国の関連学校等を卒業する、
外国で愛玩動物看護師免許に相当する免許取得し、主務大臣が31条1号又は2号の者と同等以上と認められる必要があります。
愛玩動物看護師と獣医師のみが、採血(獣医師の指示のもと)とマイクロチップ挿入、投薬、採尿ができます。
手術や診断、X線検査は獣医師にしかできません。
【愛玩動物看護師法】国家資格で給料は上がる?
動物看護師の平均年収は300万円以下が相場で、初任給の額面相場は約月20万円です。
やりがいのあるお仕事ですが、体力的にハードなお仕事でもあるので、精神的にも肉体的にもタフじゃないと務まらないお仕事ですが、給料がそこまで高くないのが現実です。
国家資格になることで給料があがるのか?と言われると、責任が重くなるだけで、あまり給料には反映されない。という見方もありますが、
国家資格ができて、職能団体ができれば、政治に助言をしたり、地位や賃金の向上を求める勢力になれば給料があがるかもしれないとの意見もあります。
地位や給料の見直しがされると良いですね。