月刊コミックゼノンで現在も連載中の荒井ママレ作「アンサングシンデレラ」が2020年春から石原さとみ主演で実写ドラマ化されますね。石原さとみ演じる病院薬剤師の葵みどりが薬剤師の仕事を通じて医療関係者との間に起こる問題と向き合っていくドラマです。アンサングシンデレラの医療原案をされた富野浩充さんの出身大学や病院薬剤師のお仕事について紹介していきます。
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目次
アンサングシンデレラの意味 アンサングって何?タイトルの由来について
アンサングは英語で「unsung」
日本語にすると、歌われていないという意味になりますが、
歌われていない=(人・業績などが)褒め称えられない・称賛されない
という解釈になります。
例えば、He is unsung hero. 彼は縁の下の力持ちだ。
というような使い方をします。
つまり、アンサングシンデレラは、称賛されないシンデレラという意味になりますね。
縁の下の力持ちである病院薬剤師のヒロインという意味を込めて、このタイトルになったというわけですね。
アンサングシンデレラ「疑義照会」とは?
アンサングシンデレラの話の中で扱われる主なテーマが「疑義照会」なのですが、疑義照会とは、薬剤師が処方箋を元に調剤を行う際、処方箋の記載に疑問点や不明点を感じた場合に処方箋の作成者に対して、内容の確認を行うことを意味します。
つまり、薬剤師が薬を処方した医師に、処方箋の内容について問い合わせるということです。
医療原案とは
薬剤師をテーマにしたマンガなど、作者に専門的な知識がない場合、その監修を専門家が担当することがあります。医療マンガなどでは、専門の医師に観衆をお願いして、現場のリアルな話を描きます。
富野浩充の出身大学・プロフィール
富野浩充さんは、静岡の焼津市立総合病院薬剤科に勤務する現役病院薬剤師です。
日経DI(日経ドラッグインフォメーション)で富野浩充の「当直室からこんばんは」というコラムを連載
twitter:@1031_tommy
富野浩充さんの経歴
東京理科大学薬学部卒 天然物化学専門
研究に挫折し、薬剤師として薬局に勤務
ウェブクリエイター、ライターとしても活動
千葉の総合病院薬剤部に勤務(2004年〜)
静岡の焼津市立総合病院薬剤科に勤務
趣味:音楽ゲーム、プロ野球観戦
アンサングシンデレラの医療原案を担当することになったきっかけ
月刊コミックゼノンの編集者から富野さんに薬剤師のマンガを作りたいので、その監修をお願いできないかとtwitterのDMが届いたのをきっかけに、面白そうだと思った富野さんはすぐに引き受けたそうです。
病院薬剤師の仕事
病棟へ服薬指導に行く時に、カルテで病状や検査などの情報を見て、処方箋に疑問点や不明な箇所があれば、主治医に直接聞くことができます。
アンサングシンデレラの放送日時間帯 フジテレビ
アンサングシンデレラは毎週木曜夜10時放送です。
第1話は4月9日(木)夜10時スタートで、初回15分拡大です。